ニュース2013
2013.11.04 hall 60(ホールソワサント)竣工・オープニング
原宿の神宮前交差点のすぐ近くという好立地に最大60人収容のサロンコンサートホールが完成しました。
弊社ではこのホールの設計監理・運営計画や開館記念公演の立案、実施などを行ないました。
原宿表参道ビルの地下に位置するがたっぷり2層分の天井高さを持ち、ピアノから弦楽器の室内楽などに最適の空間です。
運営計画もお手伝いすることとなり、6回にわたる開館記念公演の企画と実施も行なっています。
ホールとスタジオの2室の構成で今後貸館として運営。
11月4日には開館記念オープニングシリーズの第1回公演、漆原啓子さんとヤコブ・ロイシュナーさんによるデュオコンサートが満員のお客様を集めて開催されました。第2回は松本望ピアノリサイタル(11月30日)、第3回は松本和将ピアノリサイタル(2014年2月4日)、第4回は音大生を中心にしたフレッシュアーティスト室内楽コンサート(2月23日)、第5回は本濱寿明クラリネットリサイタル、第6回は小川典子ピアノリサイタル(4月5日)となっています。
2013.04.01 ミューザ川崎シンフォニーホール復活の日
東日本大震災から2年間の復旧工事を終えてリニューアルオープンの日を迎えました。
松居直美さんのパイプオルガン演奏、式典に続き、東京交響楽団のコンサートマスター大谷康子さんの
ヴァイオリン、小川典子さんのピアノで名曲の数々、大谷さんは客席を1階から2階へ演奏しながら移動する大サービス。
最後はフランチャイズオーケストラの東京交響楽団がユベール・スダーン指揮でラヴェルのスペイン狂詩曲と
ボレロを熱演。スペイン狂詩曲はテクスチャが素晴らしく、
ボレロは非の打ち所のない高水準な演奏で再開に花を添えました。2年間ホームグラウンドが使えなかったにもかかわらず、オーケストラとしての素晴らしい機能を維持した東京交響楽団の皆さんに頭が下がります。
客席空間のデザインをはじめ設計意図については専用のページをご覧下さい。